プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!

故障が絶えない、練習効果が出ない、腰痛・膝痛でお悩みのランナー様! 実は、今履いているシューズが大きな原因になっています。 ブログ「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方」を始めて早10余年。3,000人のボディバランス測定と50,000人以上のシューズフィッティングの実績であなたにシンデレラの一足を見つけて差し上げます!

2005年11月

4195d2d5.JPG昨日、ご紹介しました、ニューバランスの991ですがニューバランスジャパンでも取り扱いしています。しかしワイズ(シューズ幅)がメンズで2E、レディスでDワイズになります。

NBのワイズは表示とかなり違いDワイズですと2E相当、2E表示ですと4E相当になります。ですからお決まりのルーズなシューズになってしまいます。

今回、ご紹介させていただいたBワイズは日本未入荷です。

このBワイズのシューズを私も若干のストックを持っておりますので、どうしても幅が合わずに困っている方がございましたらご連絡ください。

本日、数人の方から「どうすれば手に入りますか?」とお問い合わせいただきましたのでご案内させていただきました。

現実、日本人の足型が昔と比べて細くなっていることは以前ブログでもご紹介しました。ところがメーカーから出てくるシューズはいまだに「幅広ゆったり」のキャッチコピーのシューズばかりです。

逆の細身タイプのシューズが無いのは「売りにくい」のとシューズの本質を知らないからです。

メーカーもお店も「幅広で楽ですよ。」と楽して売ってしまっているんです。

私のように「しんどい」「うっとしい」シューズを履いてください。なんて言いながら売っているお店はあまり無いと思います。しかし決してサイズの合わないシューズを薦めているのではありません。

このブログを読んでいただいた方でしたらご理解いただけるはずです。

そろそろ皆さん気がつき始めました!

よね。

85bb47bf.JPG久々のシューズ紹介です。

写真のシューズはNBの991 USA製ですがなんとBワイズです。

え〜ここでワイズの説明をちょっとしますね。

A

AA 

B

D

E

EE --標準的な日本人の足幅(足長と同じぐらいの足囲)

EEE --いわゆる3E

EEEE --いわゆる4E

F

G

とアルファベット順に足幅のサイズを表します。(Cはありません。)

ここで注意が必要なのですが、ISOなどの工業規格で明記してある数値と各メーカーの数字は一致しません。メーカーによってはワイドと表現しているところもありますので結構いいかげんです。

さて991に話を戻します。このシューズはアメリカ製ですがBワイズは特に本国でパーツも造りこみ職人もアメリカ人が作っています。(最近のNBのUSAモデルはパーツは海外製でアッセのみ本国です。)

トゥボックスの押さえも良く踵も絞られていますので日本人にピッタリです。

普段緩めのシューズを履いている方が履けば多分そのホールド感にビックリすると思います。

さすが矯正シューズメーカーだけあります。

ただ残念なことに日本には正式入荷していません。

なんでも生産量が通常機種の1/1000らしいです。(因みに日本での販売価格は¥28,000です。)

残念。

ランニング・シューズの大事な機能の一つに通気性の良し悪しがあります。

冷感繊維を使用したり靴底にベンチレーションホールを開けたレース用は別として、トレーニング・タイプのシューズの場合どこをチェックするか?


答えはシュータン(ベロ)です。

ところが皆さん爪先のメッシュ部分ばかり注目されます。

例えば自転車で坂道を下るとき、ペダルに乗せている足の爪先を下に向けると確かに涼しいです。

だけど爪先を下に向けて走りませんよね。

だからメッシュの部分は常に進行方向と平行になりますから直接風はあたりません。

流体学的に言いますと「物質の最表面における流速はゼロである。」⊂(‘人‘)⊃(ウォホン!)

走っているときは常にベロの部分に風があたります。


海外メーカーのシューズは欧米人のラスト(足型)に合わせて造っていますのでベロは厚めにできています。

マメの原因は熱です。

ちょっと気にしてみてください。

いつもメールを頂く埼玉のNさんからインソールについて具体的なご質問をいただきました。

皆さんの中でもいろいろなインソールを使われていると思いますが、使い方を誤ると逆効果になってしまいます。以前にもこのブログで書きましたがインソールに頼るのは問題です。

ご参考ください。

ここから質問です。

↓ ↓ ↓

こんにちは、埼玉のNです。

今日1週間ぶりに走りにいきました。ここんとこ仕事も忙しかったので久しぶりです。


整体で骨盤調整してからはじめてのRUNなんですがやはり違います
立ち方そのものが根本的に変わってきているので、当然走った感じも違うだろうとは思っていましたが。今回はそれにプラスしてインソールも純正とは交換して走ってみました。

僕はスノーボーダーでインソールはボード用のブーツに入れ始めてかれこれ10年くらいになりますが今回使っているのはSという会社の製品です、ご存知でしょうか。走るためのモデルかどうかはよくわからなかったんですが踵のプロネーションを防ぐ効果だけに的を絞った簡易版でごく薄いものですが拇指球より下の踵よりの部分には少ししか変形しない硬めのプラスチック板で補強がされており靴全体で見るとものすごく固いシューズにに変貌しました。

なぜそんなことをしてみたかというとその状態で歩くと非常に気持ちがよくて調子がいいので走るほうにも使ってみました。

感想なんですが、整体の効果か、インソールの効果かはわからないんですが
前回のメールで右足は拇指球に抜ける感じがあると書いていた部分が変化して親指に抜けるような感覚に変わってきました。

さらに左足については違和感がかなり解消していて、殆ど右と同じように使っている感じで走れて居ます。

走っていても非常に調子がよくてペースを上げないようにするのに苦労してました
今日は夜明け前に走ってきたんですが街灯に移る自分のフォームが明らかにかっこよく変化していてこれはかなり嬉しかったですね。

ただ走り終わってからしっかり腹筋に張りが出てました(笑)そこを間髪居れずにクランチをやって〆に腕立て伏せをもうできねーというところまでやるのが最近のメニューです。おっしゃるとおり大胸筋も弱いのかもしれません。

以前フィットネスクラブの無料検診でやった体の筋肉バランスを測る機械では足は左右ともアスリートレベルで体幹部の筋力は一般人より少しだけ強い位でバランスは悪かったようです。

それからあの練習法を試してみましたけど面白いですねあれ、今日は10kmくらい走った後だったからあの走り方で20m走ってジョグでつなぐインターバルに勝手にしてましたけどきつくてそんなには本数はできませんでした。

前回のブログで紹介されていたシューズのチューンナップと言うのは(カーボン製のインソールを作る方法)非常に興味があるのですがあれをしていただくにはどうすればよいのでしょうか?
僕は埼玉なんですが、もし野村さんにあのチューンナップをしていただくとした場合どちらに行けばいいのでしょうか。あるいは料金はいかほどのものでしょうか?

僕はずっとスノーボードという道具を使うスポーツをしてきたので。道具が非常に大事になる場合があることは直感的に理解できます。スノーボードでもブーツが一番大事だといいますから。

どうも長々とすいませんでした。

ここまで。

回答です。

こんばんは。野村です。

メールありがとうございます。

さてSの件ですが、正直我々が言っています楽なインソールの一種になってしまいます。

アーチを高くして指を付けやすくなっていると思います。ですから常用は禁物です。

日本人と欧米人の足の違いの一つに踵骨(かかとの骨)の大きさが違います。

特に高さが違います。

欧米人の方が高いため調度ハイヒールを履いてる形になります。ですから足の指が付きやすく直進性があります。

逆に日本人の場合は、かかとが低い為どうしても指が付きにくくアーチも落ちやすくなります。

ですからアーチを上げてあげると走りやすくなります。(当然ですよね。)

私も中学から大学までスキーをやっていましたが、スキーブーツやボードのブーツ
のように足を固めるスポーツにはモーションコントロールがし易く回転系の競技には向いていると思います。

ただランニングには使い過ぎに気を付けてください。特にレースはやめた方がいいです。疲れますから。

せっかく使われているのに余計なことを言ってしまい申し訳ありません。

我々の考え方はボディバランスなんです。
ブログで紹介していますように、足の負担は中心軸のバランスの崩れ
が原因であって足元を楽にすることでは決して直らない事をご理解下さい。

アーチを上げれば楽になることが体感できます。しかしそれは捻りやすくすることで楽に感じているのです。

数十年間付き合ってきたご自身のバランスを簡単に変えることはできません。
1%の変化は人体にとって激変です。

しかしその1%は非常に大きな変化だということもご理解下さい。

何故なら100m走での1%は1mで1/100のタイムを求めているアスリートにとっては非常に大きな1%なのです。
もちろん距離が伸びればその絶対値はもっと大きくなりますよね。

次に我々が作っているインソールのさわりをご紹介いたします。

我々のインソールは勿論足圧の測定をして体重のかかっている所、例えば極端に腰筋緊張が強い方は反り返りますから踵に体重がかかりやすくなります。

その時、踵の倒れ方(内外)を見ながら何故外転(内転)しているのかなど確認しながら、足型に合わせて作ります。

ただ一般のインソールと大きく違うのはその時のネジレを体で感じて無意識に拮抗筋に緊張を入れ自身のバランスの中で体感させます。

その為、トレーニングタイプのインソールは一週間に一日だけしかも30分のみのウォーキング使用に限定させていただいてます。

何故かと言いますと脳には拮抗筋肉を使ったという残像が一週間続きます。

その間、普通のシューズで走る事で無意識に使い使えるように変えていきます。

そのようなトレーニングでバランスを変えていき三〜四ヶ月に一回バランスチェック をして、結果を見ながら更に強弱をつけていきます。

ですから1年ぐらいかかります。

なんか文章に書きますと大変そうですが、バランスの変化を視認できますので非常に判りやすいです。体の変化も結果体感できます。

関東にも定期的に行きますので次回、測定会のご案内させていただきます。
(私自身は名古屋在住です。)

次にカーボンシートのチューニングですが一応¥5,800/setになります。
シューズをお送りいただければ対応可能です。

ご検討ください。

今後、その辺のボディバランスをベースとしたシューズの履き方やトレーニング方法

などをまとめた小冊子を作ります。

有料になってしまいますがPDFでも対応できるようにしますので、改めてご案内させていただきます。

ここまで。

色んなケースがありますが、原因を究明していくと以外な事がわかります。

シューズの選択だけでなくマメや膝痛などご質問がございましたら下記までメール下さい。
(ブログでご紹介する事もあります。)

e-mail:jog0320@ybb.ne.jp シューズマスター 野村まで。

5cd748c7.JPG最近のトレーニング・タイプのシューズに使われている紐はほとんどオーバルタイプ(中空)のちょっと厚みのあるタイプです。

写真のような平紐に変えてみてください。

あらあらビックリホールド感がずいぶん変わります。

シューレースも経年変化をしますので、定期的に交換をオススメします。

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