プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!

故障が絶えない、練習効果が出ない、腰痛・膝痛でお悩みのランナー様! 実は、今履いているシューズが大きな原因になっています。 ブログ「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方」を始めて早10余年。3,000人のボディバランス測定と50,000人以上のシューズフィッティングの実績であなたにシンデレラの一足を見つけて差し上げます!

2006年01月

86736afa.JPG新潟のMさんから「ナイキは何故、あまりお勧めではないんでしょうか?」とお問い合わせいただきました。


個人的には好きなメーカーでした。


写真は約10年前にナイキの招待でオレゴン州ポートランドにあるナイキのキャンパス(本社)へ行った時の写真です。


ちょうど裏側になりますが手前はサッカー用のピッチで奥に見えるのは体育館です。


彼らはフレックスタイム制で昼間からそれぞれスポーツを楽しんでいます。

社屋の周りには一切の塀もなく外周は高架のランニングコース(ウッドチップ)になっています。


日本では全く考えられない環境にあります。


しかしこのキャンパスの中には試作室はありますが工場はありません。


ではどこでシューズを作っているかと言いますと、中国、インドネシア、ベトナムなどの東南アジアがメインです。


「どのメーカーでもそうじゃん!」


いえ大きく違うんです。


ナイキは各工場にライセンス契約で足数だけ指定します。
あとは野となれ山となれなんです。


じゃあナイキ本体はなにをしているか?


いわゆるイベントや商品イメージの企画会社なのです。


マイケル・ジョーダンは元よりジミーコナーズやタイガー・ウッズもなどのトップアスリートを使いブランドイメージをどのように上げていくかがメインの仕事になります。


これでは、なかなか一般の「ニーズ」や「ウオンッツ」は入りません。


勿論、極東の少数民族に合わせたシューズなど造りません。


実際、今の商品を見てお勧めできるシューズは残念ながらありません。

このモンスター・カンパニーがそこの部分で対応してきたらアシックスやミズノは吹っ飛んでしまいかもしれません。多分彼らは、このモンスターが起きない事を願っているはずです。

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9f4ce40d.JPG「靴底診断」をしていていると日本人の走り方の傾向がわかります。


「もうすぐ40歳ランナー」さんより下記のするどいご質問を頂きました。

ここから

↓ ↓ ↓

いつもブログ楽しみに拝見させていただいています。
以前に”シューズの正しい履き方レポート”を頂いたものです。

さて、ブログで”靴底診断”をされていますが、理想の靴底の減り方はありますか?

ブレーキを掛けず、踏み蹴り時のスリップもなければ、ロス無く効率良く走れ靴底も
減ることは無いと思いますが。

世界のトップランナー達(もっとも効率良く走っている人達)の靴底はどんな状態に
なっているのでしょか?

機会がありましたらブログのなかでご紹介ください。


ここまで


「理想的なシューズの減り方」はありません。(^^;


人間がバランスを保つのは例えば左右のバランスの違いがあるから「バランス」を保てているのです。(^^;

上下左右完全無比のバランスの人がいたら多分、動けないと思います。


「靴底診断」では決して良い悪いの判断をしているのではなく「こうすればもっと良くなる」という診断です。


何故なら皆さん日常生活はなんら支障ないんですから。


写真はバルセロナ五輪で銀メダルの森下選手の靴底です。


早いランナーはきっと理想的?と思いますよね。

確かに爪先まで最後の最後まで蹴っています。


これは非常に腰高で走っている証拠です。


しかし彼はフォアフットに負担が強く結局「アキレス腱」を痛めてしまいました。


靴の減り方は千差万別、皆さん違います。


「靴底診断」の目的は現状の自分を知ること。

そして練習方法を考える。

結果を確認する。

次の課題を考える。

このP(プラン)D(ドゥ)A(アクション)C(チェック)を判断する一つの方法として使えます。

すごく簡単な事なんですが「皆さんやってます?」

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16a3cdd2.JPG今日は女性ランナーから「靴底診断」のご依頼をいただきました。


早速始めます。


ご連絡が遅くなり申し訳ございませんでした。

その分、一生懸命に診断させていただきます。

まず山下さんは学生時代なにかスポーツをされてましたか?
と言いますのも、結構強い筋肉をお持ちです。

それと足の直進性がいいですね。

ただその分、左足を使っていません。

ものすごく使い易い、強い右足にすべて頼っています。

爪先部分を見てください。左足は外側に抜けてますよね。
これは右足に押されて左は小指側へ力が抜けてしまっています。

走っている時のイメージは右で一生懸命蹴って、左で止めている感じです。

「もったいないです」

ホノルルマラソンで後半に入ってから左膝が痛くなりゴールでは両足が痛くなっていました。
それから一ヶ月半たった今も、右膝に違和感があって先日近所の外科で見てもらいました。
先生は「ダソク〜」と言われ少しO脚ぎみに歩いているからそれを気をつけて少し様子をみましょう。
といわれました。


失礼な先生ですね!

マラソンを走れば誰でも相当な負担があります、ただ右足ですべてをこなしてきましたから
日常生活も右主体になっています。

お尻から大腿骨の付け根に「張り」か「違和感」がありませんか?

実は膝もそうですが、腰にも負担が相当あります。しかし腰は鈍感にできてますから
まったく痛みを感じない方が結構いらっしゃいます。ですから無理が利いてしまうんですね。

O脚気味に歩いているのは仕方ありません。

なぜなら日本人ですから!

O脚が悪いのではありません、気をつけても治りません。
そんなことしたら他に変な緊張が入ります。(どう気をつけるか判りませんよね。)

ただどうしても痛むようでしたら(特に内側と下側と膝蓋骨の中)整形外科にいかれて
レントゲンで確認してもらったらいいと思います。
それと変形性股関節症の可能性もありますので確認してもらったらいいと思います。

ただまったく、全然、心配いりません。

医者は痛いといわれれば「診断」はします。しかし治療はしてくれません。

山下さんは99%の日本人の特徴をしっかり持っているだけです。

では、どうすれば良いのか!

いっぱいありますが、まず「ラインウォーク」をおすすめします。


やり方ですが、公園かグラウンドで直線を引いてその上を歩きます。
ただし歩き方が大事です。

視線をなるべく真っ直ぐにして脚を膝位置で90度に上げます。
そして爪先とカカトの間隔をなるべく空けずできるだけにゆっくり歩きます。

その時、腰位置は必ず真っ直ぐにしておいて下さい。
左右に振ってしまうと効果がありません。(ちょっと判りにくいですよね)

これを最初は5分間(慣れてくれば10分間)してください。

次に「クロスウォーク」です。
その名のとうり直線をクロスでまたぎます。(かなりキツイです。)

やり方は同上です。

この運動の目的はお尻と腹筋を使います。

今まで外側の強い、楽な筋肉ばかり使っていて内転筋や腹筋を運動時はもちろん
普段、のバランスを取るときにも使っていませんでした。

筋肉は使わないと使えません。
使ってあげて使える事を体で覚えていかなければ駄目です。

次に「ショートスプリント」の練習です。

まず10〜20mの距離を早めのピッチで走ります。
つぎにその走った所を後ろ向きに走ります。

ここで気をつけていただきたいのは前後に切り替える時にその場足踏みを
4〜5歩繰り返してください。

実はこの切り替えした時がご自身の理想的な前傾姿勢になります。

この練習の目的は山下さんの外側へ倒れこむ癖を出す暇を与えずに走る事で
実際のランニングの中で体軸の筋肉を使えるようにする練習方法です。

これらの練習を練習前に実施してください。

脳はしっかりと先程、使わされた筋肉を覚えてますから、実際の練習の中
でも使う事に違和感を感じなくなっています。

しかし文章で書くと本当にわかりにくくて申し訳ありません。

春までにはこれらの基礎トレも含めて効率のいい練習方法をある方にお願いして
DVDにまとめる予定です。(有料になりますが)

最近「インナーマッスル」を意識したトレーニング方法が注目されていますがなかなか
いい媒体がありません。

またトップアスリートの紹介するDVDなどもありますが、実際ランナーが本当に困っている
ことに応えてくれるものがありません。

その意味では駅伝選手から市民ランナーまで必ず必要になってくる上記のような
トレーニング方法を目的を明確にして紹介していく予定です。


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d9899306.JPG久々の「靴底診断」のご依頼をいただきました。シリアスランナーの方是非参考に見てください。

ここから回答です。

シューズの写真確認させていただきました。

アルティメイト(復刻版)はアシックスのラインが無くシューレースホールも均一な為、どうしてもホールドの取りにくいシューズでした。

ですから4分を切ると途端にロス(脚への負担)が出やすいシューズです。

アシックスのイメージはソーティに近いシューズですね。
(3分ペース)


さて靴底診断させていただきます。

まず一番目につくのは左右の爪先部の減りです。
確かにアルティメイトのアウトソールは他のシューズと比較しても柔らかくできてますが他の部分の減り方と比較すると目立ちます。

中越さんは相当強い脚力をお持ちですが、それをスピードにうまく変換できてません。
拇指球部の減りは一種のブレーキングになっています。
かなり強い親指の過緊張が原因です。腰にも相当な負担が出ています。

原因は「腹筋」がうまく使えていない事もありますが、それよりも上体の筋力が大きく起因しています。

左右の腕位置が左より右の方が下がっていませんか?

強い下半身に上半身がついていっていません。

その為、腰でバランスを取る癖がついてしまい、常に腰が緊張しています。

上半身が安定するとかなりタイムアップにつながる筈です。

着地ポイントが比較的外側に寄っているのは腰の緊張に伴い中臀筋が骨盤の中に入り込んでます。

その為、脚を上げた時に大腿骨が外側に反転してしまっているからです。

結論:強い脚力を生かすために上半身の筋力アップとスローな練習による効率の良い腹筋の使い方を体に認識させる。

かなり硬めのトレーニングシューズが必要です。


■「靴底診断しまっせ〜!」左右シューズの減りの写真をメール添付でお送り下さい。無料診断させていただきます。

メール件名を「靴底診断希望」でお願いします。

※ブログで紹介させていただく場合があります。(匿名可)

e-mail : jog0320@ybb.ne.jp シューズマスター野村まで。

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今日はなにを書こうかなと思案していましたら、いつもご質問をいただく鈴木さんから

> シューズを選ぶ際には、
> 足の長さを優先すべきか、
> 足の幅を優先すべきか、
> という点についてお教えいただければ幸いです。

というご質問をいただきました。何回かブログでも同じ様なことを書きましたが大事な事なので紹介させていただきました。

回答です。

鈴木さま

こんばんは。

シューズマスターの野村です。

ご質問ありがとうございます。

さてシューズのサイズの件ですが、

シューズを選ぶ時に一番大事なのが幅です。
「棚落ちは絶対に駄目です。」

幅が広い方の場合はシューズを選ぶのは比較的楽です。
なぜなら幅が合えば必ず爪先に余裕はありますから。

ところが、もし幅の狭いシューズを履いたら爪先が残りすぎますね。

正直、爪先が5mmでも1cmでも構いません。

しかし残りすぎると走りにくいですよね。

その場合、そのシューズ自体が鈴木さんに合っていないという結論になります。

結論:シューズ選びは幅が最優先です。

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