プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!

故障が絶えない、練習効果が出ない、腰痛・膝痛でお悩みのランナー様! 実は、今履いているシューズが大きな原因になっています。 ブログ「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方」を始めて早10余年。3,000人のボディバランス測定と50,000人以上のシューズフィッティングの実績であなたにシンデレラの一足を見つけて差し上げます!

2007年07月

梅雨明けした途端、猛暑が続いています。


デパートの婦人服売り場では盆休みの前後に秋冬の入れ替えをします。


先日、テレビを見ていたら業界リーダーの伊勢丹では梅雨入り前に入れ替えをしているそうです。


前倒しも程々ですよね。


さてランニングシューズもチラホラと2008年モデルが入荷してきます。


それに伴い旧モデルが特価で店頭に並びます。


カラー変更だけのモデルの場合だと色が違うだけで半額になります。


ただお店によって売り方が違います。


例えば......


お店の在庫しか販売しない。

定価で販売する。

セールの目玉として売る。

大会で販売する。

特価は一切売らない。


メーカーも損失を減らしたい為、生産量の精度(発注時の数量+α)しか造りません。


その為、限られたお店にしか入荷しない場合もあります。


お早目に。

先週の日曜日「ボディバランス測定会 in 名古屋」も無事終了しました。


一時は台風直撃か!と心配しましたが、薄日が差す程でした。しかしながら台風や地震の被災を受けた方々にはお見舞い申し上げます。

さて久々の名古屋でしたが、殆ど初めての方でした。


それにしても本当に「踵の小さい方」が増えました。女性だけでなく男性も殆どの方が、「合うシューズ」が無いのが現状です。


そんな中、特に気になったのは最近、テレビなどでも宣伝しているメーカー直営店での測定です。


もちろん大いに測定して少しでもランナーの助けになればOKなんですが、やっぱりデーターからシューズを選んでしまっているようですね。


「データーからシューズを選んで悪いの?」


「良いんです」


ただ

・幅が広いから3Eです。→更にアーチが落ちてしまいます。

・過回内だから内側に補強が入ったシューズを!→外側にも無ければ逆効果です。

・フォームから●●走法用のシューズを!→??????


これでは何の効果もありませんよね。


出て来たデータと本来あるべき形を想定して、且つ比較検討して変えていくシューズを選んであげるのがデータの活用(勝用)だと思うんです。





「最近シューズの紹介が少ない」とお叱りメールをいただきました。


「確かに!」


「でも、正直無いんです。」


メールでのお問い合わせや測定会ではベストは無理でも「よりベターなシューズ!」を個々には選定させていただております。


しかし!


しかし!現実は!


スーパーワイドを宣伝しているのにナロータイプを何故ラインアップしないのか!


プロネーションを説明しても、本当にユーザーが自身のタイプを判断できると思っているのか!


WW(ワールドワイドモデル)で本当に日本人に合うシューズだと思っているのか?


機能戦争が終わったら「やれライフスタイル」「かわいいカラー」「●●走法」と目先の切り口だけ変えて実際、世の中のランナーが困っている問題を直視していないメーカー姿勢にほとほと嫌気が出て自信を持ってお勧めできなくなりました。


少し乱暴かもしれませんが、このブログで終始一貫して「硬い」「ごっつい」シューズを「鬱陶しく履く」をお勧めしてきたのは、今までの認識を打破していただきたかったからです。


実際、私がシューズフィッテングをしてきたランナーの99%(本当は100%と言いたいのですが)は明らかに大き目のサイズを履いていました。


これは絶対に問題ですよね。


この現実からメーカーは目を逸らして営利に走っています。


それが判っているだけに「このシューズいいですね!」とはなかなか言えません。


参議院選に立候補したろかな?

8fd1f8b8.jpg夜中の東名を走り続けてハッ!と気がつくとオドメーターが確率変動!


しかもオール7!


思わず携帯でパシャ。


一昔前の「小市民」ではありませんが、なんとなく嬉しくなってしまいました。


嫁さんに話せばきっと「バカ!」の一言でチャンチャンです。


この手のバランス感覚は男のDNAかもしれませんね。


※「ボディバランス測定会 in 東京」受付終了いたしました。ありがとうございます。


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