プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!

故障が絶えない、練習効果が出ない、腰痛・膝痛でお悩みのランナー様! 実は、今履いているシューズが大きな原因になっています。 ブログ「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方」を始めて早10余年。3,000人のボディバランス測定と50,000人以上のシューズフィッティングの実績であなたにシンデレラの一足を見つけて差し上げます!

2007年08月

WW(ワールドワイド)モデルが何故、日本人に合わないか?


昨日の話を逆に考えてみます。


例えばアシックスのターサーやミズノのスーパーアスリートシリーズは欧米では買えません。少なくとも5年前まで売っている店を見たことがありません。


これは明らかに日本人の体格・骨格・そこからくる走法に合わせたシューズだからです。


国際レースに出場している外国人ランナークラスは履いていますが、バルセロナで金メダルを獲得したロシアのエゴロワ選手でさえ来日した時、ターサーを買いあさっていました。(ソーティーだと足が持たないそうです。)← 直接聞きましたので間違いありません。


折しも世界陸上が始まります。


是非、選手の足元に注目してみてください。


いよいよ今週土曜日から大阪夏の陣ですね。


さて現在、国産メーカーが展開しているシューズの内、一部のレース用シューズを除いたトレーニングシューズの殆どが世界共通モデルです。


勿論、ナイキやアディダスなどのナショナルブランドは当然ですが、国産メーカーが「世界共通モデル」を全面に押し出しているのは、ハッキリ言っておかしいですよね。


このブログでも何回かお話しましたが、日本人の骨盤形状は欧米人の形状と明らかに違います。


その為、老若男女を問わず腰痛に悩まされている日本人が多いんです。


欧米人の骨格形状に合わせたシューズを日本人に平気で売る姿勢がわかりません。


一昔、ミズノのウェーブライダーがアメリカで賞を取った事を宣伝文句として日本で展開していました。


信じられませんね。


彼らは本当に欧米人向けのシューズが日本人に合うと思っているのでしょうか?


アシックスにしても然り!です。一時はオブリークラストを前面に押し出していましたが、今や影を潜め世界共通モデルに徹しています。


メーカー側に立って考えれば、その意図がよくわかります。


少量多品種では儲かりません。


いかに大量生産をしてコストを下げるか!これに尽きます。


海外メーカーならまだ判ります。日本のマーケット向けだけにシューズを開発しても儲かりません。


しかし国内メーカーは敢えて「日本人向け」を差別化の旗印にして欲しいと思います。


それが国産メーカーの意義だと思います。


靴職人としてメディアに出てくるアシックスの三村さん。一部のエリートランナー向けのシューズ職人としては卓越したセンスをお持ちだと思います。


しかし本当のお客様である多くのランナーの足に今のシューズがベストだと思われているのか聞いてみたいですね。

42814d43.JPGお盆休みはいかがでしたか?

カーナビの普及だと思いますが、一時のような無茶苦茶な渋滞が無くなりました。

写真は京都上賀茂神社の見事な立砂です。古来の神社仏閣は正にバランスの妙を教えてくれます。

さてキャンセルによる「ボディバランス測定会 in 東京」の追加募集終了いたしました。今回も沢山のご応募ありがとうございました。

現在、ボディバランス測定会を東京・名古屋・大坂で実施しております。

このブログを始めて2年が経ちましたが、遠方の方より測定会の開催要望は絶えません。

そこで一部のランナーの方には実施してるんですが、フットプリンタを使ってバランスチェックとアドバイスをさせていただきます。

測定器を使う以前はずっとフットプリンターを使用していました。

ただ私のキャパもありますので、試験的に10名様限定で予定しております。

詳細は明日メルマガにてご案内させていただきます。



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