プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!

故障が絶えない、練習効果が出ない、腰痛・膝痛でお悩みのランナー様! 実は、今履いているシューズが大きな原因になっています。 ブログ「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方」を始めて早10余年。3,000人のボディバランス測定と50,000人以上のシューズフィッティングの実績であなたにシンデレラの一足を見つけて差し上げます!

2007年10月

先日、アシックスショップでDSトレーナーを勧められた女性ランナーのお話をしました。


その後、彼女から連絡がありました。


交換返品の商品在庫が無かったため「返金処理」にて対応してもらったのですが、そこに至るまでは「誠意」の無い対応を受け気分を害したそうです。


折しも巷では賞味期限の改ざんなど大手・老舗を問わず不祥事が続いています。


目先の利益だけを求めればリピーターのお客様を無くし、結果利益は無くなります。


年間何千・何万足販売した内の1%に満たない返品・交換を受けれないお店なら辞めた方が良いですね。


ただ返品する方もされる方もストレスが残ります。


その為にもシューズを購入するときはご自分の使う目的を明確にしてはっきり店員さんに伝える事が大事です。


ところが売り手も買い手も無知の場合、悲劇が起こってしまいます。


例えばホノルルマラソンの時期になると必ずレース用シューズで脚を痛める入門者が続発しました。


入門者「ホノルルマラソンを走るので軽いシューズをください。」


店員「はい!これが一番軽いシューズです。」


入門者「わぁー!軽い〜!!」


店員「トップモデルですよ。」


入門者「これ下さい。」


結果このランナーはレース一週間前に別のお店に行きましたが、「時既に遅し」楽しみにしていたホノルルでリタイアしました。


高い買い物をした上に脚を痛めていたら何にもなりません。


今日初めてこのブログを読んで頂いた方はバックナンバーを是非見てください。


これから楽しいランニングライフを手に入れることができますよ。


それでも判らないことがありましたらご質問お待ちしております。

db1a6dfb.jpg久々に善光寺さんに行きました。


写真は山門の仁王像の足です。


かなり強調していますが古来、日本人の足はしっかりしてたんでしょうね。


「参勤交代」は勿論!「お伊勢参り」や「善光寺参り」など年配の方でも何十キロ、何百キロと歩いて旅をしたんですものね。


しかも草鞋ですよ。


江戸時代にオリンピックがあったら「飛脚」は金メダルを取ったかもしれませんね。


便利になる事自体は悪いことではありませんが、あまりにも「楽」を求める結果膝痛・腰痛では本末転倒ですね。

「ボディバランス測定会 in 東京」本日無事終了いたしました。


ご参加いただいた皆様ご苦労様でした。


測定会でいつも感じる事は皆さんシューズサイズが「大き過ぎる」事です。リピート参加の方は、流石!ベストサイズでしたが初めての方は殆ど大き目(1〜2サイズ)のシューズでした。


また今回は女性ランナーのご参加が多く、全ての方に共通しているのが細見で踵の小さいという現実でした。


そんな中3名の女性ランナーがアシックスのDSトレーナーを履いてこられ、聞いてみると皆さんアシックスショップで勧められたそうです。


このシューズは2年前このブログでもご紹介→http://jog.livedoor.biz/archives/50033895.html
したようにシリアスランナーの走り込み用かファンランナーのハーフまでのレース用のシューズなんですね。(アシックスもそのように紹介しているはずです。)


ところがこのシューズの特徴としてラスト(足型)がタイトに作られている為、細見の足型の方にはフィットしやすいので、該当するランナーにはその目的も確認せずにDSトレーナーを勧めているようようです。


ナロータイプのシューズが無い現実を「幅が細目」という理由だけで販売していることにゾッとします。
このシューズはホノルル完走やビギナーのLSD目的に選ぶシューズでは無いんです!


また足を測定して出てきた実測データー+1〜1.5cmのサイズを勧めているようようです。おかげでシューレースはぎゅうぎゅうに締まり足甲に負担が出ていました。


メーカー直営ショップがこれではどうしようもありません!


やはりそれぞれのランナーがシューズを選択できる目を持たなければ駄目ですね。


今回は「その意を強く」しました。


シューズの減り方で左右差が目立つ方は要注意です。


何故そのような現象が起こるのでしょう?


簡単に言いますと


「緊張と弛緩(しかん)」ですね。


以前にもお話しましたが、軸足(左足)と利き足(右足)というように役割分担があります。左足でボールが蹴れるサッカーの中村選手やサウスポーのピッチャーは左側でバランスを取りながら仕事をこなしているんですね。


それだけ反応速度が速い訳です。


少し話がそれました。


殆どのランナーの場合、その靴底を見ますと左足の踵が減っています。


これは軸足である左足でバランスを取るためブレーキをかけているんですね。


その為、右足よりも衝撃を受けるため筋肉の硬直が発生しやすいのです。


これが緊張です。


一方、力足である右足はより力を出そうとして外振りが大きくなります。


その為、外側へ弛緩します。


疲労が溜まったりレース後半ペースが落ちてくるとその差が目に見えて大きくなってきます。


また地面に付いている時間差が大きくなってきます。


極端な例を上げますと左右の足の進行方向に違いができてきます。


それによりシューズの内側にこすれ傷などが発生します。


一度ご自分のシューズを見てください。知らず知らずの内に傷がついています。

そもそもシューズの減りはブレーキなんですね。


極端にヒールが減る方はブレーキを掛けている時間が長いからです。


折角スピードに乗るところで止めてしまっているんですね。



もう少し判り易く言うと「引きずって」いるんです。


これが前回言った頭のイメージと実際の差異なんです。


例えばのけ反って走ってみてください。


例えば膝を曲げて走ってみてください。


ねっ!


踵を引きずるのが判るでしょ!(・∀・)


判り易い現象として「足音」がそうです。


スピードが速い場合は気になりませんが、ペースが落ちた途端「バタバタ」する方がそうです。


ゆっくり走るって難しいんですね。



・のけ反って走る原因→主に腰の過緊張
・膝が曲がる→腹筋や上体の筋力が弱いか使えない。


単純に「腹筋運動をする」では解決できません。

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