前回の続きです!

さて、靴屋さんに行くと沢山の外反母趾用のインソールやアーチパットなどのパーツが販売されています。本当に困っている方にとっては必需品かもしれませんが、ハッキリいいいまして一時凌ぎです。

しかしもっと問題なのはいい加減な業者が作るインソールです。

例えば足型に合わせたインソールを作ってもそれを入れるシューズがヤワヤワだったらインソールの効果が半減以下になってしまいます。

それと一番大事なことは、そのインソールを入れたシューズの履き方と使い方のレクチャーをしているか?と言うことです。

外反母趾の方は基本的に中足アーチが落ちてしまっているので一般的にはそれを上げる形のインソールを入れます。落ちたアーチが上がればもちろん楽ですよね。一番怖いのは楽だから常用してしまうのです。それがなければ歩けなくなってしまいます。

つまりそのインソールを常用する事により大脳がそれを認知してしまうのです。そうすると更に筋肉を使わなくなってしまうのです。一種の麻薬中毒状態ですな。

ですから一日1時間とか、今日は遠出をするなど一定の条件の下で使用する処方箋がひつようなのです。
ハードにはソフトがつきものです。

次に一定期間インソールを使用することにより身体の変化を確認することです。

なにも変化がなければ、形状の問題か先程書いたようにいい加減なシューズを履いたりゆるくシューズを履いてるなど2次的な要因が考えられます。

逆に関節などに痛みを感じる場合は問題です。すぐに使用を中止して製作者に相談しなければいけません。

以上のようにインソールは売り切りではありません。

最後に一番大事な事を書きます。

以前にも書きましたが、落ちたアーチを上げたから解決になると思うのは大間違いです。

アーチが落ちた要因分析をしなければいけません。

(腹筋、上体の筋肉など拮抗している筋肉がうまいこと使えていないのです。)

まだまだ続きまっせ〜!