fbe431d4.JPG日本人はHow toものが大好きです。ゴルフ、ボード、ダーツまであります。ランニングに関してもフラット走法然り!悪い事ではありませんが形を追いすぎるのは本末転倒になりかねません。

そもそも物事のノウハウは聞いてみたら「なんだそんな事か」みたいな事が多いです。

けれどもそれを実践できてるかというとなかなか難しい!そう、簡単な事ほど難しいのです。

いつもブログで書いていますが、シューズを履く時、ちゃんと紐を締めてますか?

こんな事さえできなくてフラット走法でっか?

今日は一つノウハウを公開します!!!!!

私は、練習後の陸上部員やマラソン大会後の市民ランナーの足元を注意して見ます。

その時、シューズをキッチリ履いているアスリートは怪我も少なく、タイムもいいですね。

特に陸上部の諸君はダラダラ君が多い!

彼らはなまじ強い筋肉を持っているので、
ついその筋肉にもたれかかりたくなり、もたれ易い様に足元をルーズにしてしまいます。

本当はこの時が千載一遇のチャンスなんです。

どうしても強い筋肉が作用してしまうので拮抗する筋肉を使えないんです。

しかし練習後の疲労で比較的使い易い状態になっていますからシューズをしっかり履く事によってぶれずに中心軸の筋肉に緊張が入ります。またゆっくり歩く事でさらに使いやすくなります。

その時にシューズを緩くして腰筋などの強い筋肉へヨッコラショと腰掛けてしまては、ますます腰が悲鳴を上げます。

いつも書いてますが、本人にとって「鬱陶しく感じる」事が練習です。

シューズをしっかり履くだけでスゴイ練習になっているんですね。

こんなところでライバルに差をつけなくてどこで差をつけるの?

ね。!こんな簡単な事がなかなかできないんです。

因みに写真のシューズはドイツのキュンツリーといいまして矯正のシューズなどをつくっている老舗メーカーです。青いパーツはシューズの内外に入っている金属性の矯正板です。

さすがシューズ先進国はこんなシューズまであります。

シューズの紐をしっかり締める事などあたりまえの事なんですよ。

「なんだそんな事か。」