「月に何キロ走れば良いんでしょうか?」


先日、某有名大学の駅伝選手からメールをいただきました。


「ちょっと後先になってませんか?」と答えました。




話は変わりますが、先日の亀田兄弟の試合「痛快でしたね。」


ボクシングは瞬発力と持久力を強いられる厳しいスポーツです。


彼らは3分間のインターバル競技ですから日頃の練習メニューもできるだけ3分間で完結させ体にリズムをしみ込ませます。


またまた話は変わります。


春の天皇賞はディープインパクトの圧倒的な強さで勝ちました。


競争馬の場合、ステイヤーからマイラー、スプリンターと特性があり、たった3600m〜1200m(G1)の距離で競争しています。

競馬好きの方ならご理解いただけると思いますが、あのディープインパクトがスプリンターズステークスの1200mに出たら半数の方が勝てないと思うはずです。


つまり10kmのレースとフルのレースではおのずと練習内容が変わるはずです。


練習メニューを足し算した結果が走行距離であり、決して走行距離を割り算して練習メニューを決めませんよね。


月間走行距離というのは、あくまでも一つのパラメーターであり決して目標ではありません。目標にした途端、スタートラインにいるあなたの体は疲労困憊しているはずです。