かずろうさま からライトトレーニングシューズについてご質問をいただきました。

ランニングシューズを使用目的別に分けると4つに分類されます。

その中でライトトレーニングが少々わかりにくいと思います。

具体的にはラスト(足型)がセミカーブ(内側の反り)且つソールが厚い。
また剛性は柔らかく、簡単に言いますと走り易いシューズです。

これが諸刃の剣に成ってしまうんですね。

さてご質問内容ですが、

ここから↓

いつもブログで勉強させて頂いています。一通り読ませて頂き、大体理解しているつもりなのですが、一つ質問させてください。
スピードレーシングタイプ、ライトレーシングタイプ、トレーニングタイプの見分け方は、ソール部の中足部の前後掴んで前後軸周りに捩じり、その時の剛性で判断すれば良いと理解していますが、ライトトレーニングタイプと他のタイプの見分け方が解りません。特にライトトレーニングタイプは対応スピードの幅が広いので、上記の捩じり剛性以外にも特徴があるように思うのですが、御教授願います。

ここまで


さて回答でが↓

するどいご質問ありがとうございます。
シューズのカテゴリーを目的別に分ける方法は多々あると思います。

現在展開中におシューズを大きく分ければレーシングタイプとトレーニングタイプの2種類で分類する事も可能です。

ライトトレーニングはその中でもファジーな分類かもしれません。

敢えて分類したのはシューズありきです。

具体的にはアシックスのゲルフェザーをジョグ用に使用されているを問題視しました。

DSトレーナーも同じです。

これらのシューズは軽量で走り易く作ってあるにもかかわらず、ソールもそこそこ厚くいのでトレーニング用として使用されているランナーが多く、このブログでも警鐘をしてきたインナーマッスルに刺激を与える目的とは大きく隔たりがありました。

実際、多くのランナーがシューズを選ぶ方法は手に持って「軽い!軽い!」と感じればイコール「良いシューズ」です。

ランナーの使用目的が多様化する中でウルトラやトレイルなど一部の特殊な目的以外で距離・スピード・筋力を考えてシューズを選ぶ為にはこのカテゴリーを作ることでよりレースタイプとトレーニングタイプの差別化を明確に出来ると思い分けました。

その意味ではライトトレーニングというカテゴリーは特殊なシューズかもしれませんね。

ここまで。


ここでメーカー側に立って考えると簡単です。


「靴底が厚くても、持った時に軽く感じるシューズは売れる!」


この思惑に安易に乗ってはいけません。

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