先日、読者の方からメールをいただきました。

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こんばんは、野村様。
昨年の8月に、東京でボディバランス測定会に参加したSです。

もし、お時間が許せば、シューズ選択のアドバイスを頂けないでしょうか。

現在、測定会の時にも履いていたGT2140ニューヨークスリム男性用を履いています。

●足の形
測定会で野村さんも言いましたが、甲が低い、横幅が狭い、踵が小さい足です。
踵の内側には、ブログで紹介されたウレタンを張っていますが、1枚では足らなかったので、2枚に重ねて、ウレタンを張っています。

●足回りが変化しています。
誤差もあると思いますが、足回りのサイズの推移です。
 8年 9月 左252ミリ 右250ミリ
 9年 7月 左248ミリ 右254ミリ
10年12月 左240ミリ 右240ミリ


※この変化すごいですね!中足アーチが戻って来ています。

現在ニューヨークスリムを履いていますが、以前は感じなかった横幅があってい
ない(広い)感じがしております。
縦の長さは合っているかと感じてます。
(ただ、野村さんは、測定会にて、ワンサイズ小さいシューズか、女性用のシュ
ーズを履いてみることを私に勧めてくれました。その日の帰りに、女性用の同サ
イズのGT2140を履きましたが、踵がゆるかったです。)

そこで、踵が小さく、横幅が狭いタイプのシューズを何種類かピックアップいた
だけますでしょうか。
女性用でもフィットすれば履きたいと思っています。

よろしくお願いします。

ここまで

毎日のようにお問い合わせメールを頂く中で、今回このメールをご紹介したのには理由があります。

一般的にスポーツシューズは非日常での使用になります。

つまり根本的に日常使用するシューズと目的が違います。

しかしシューズメーカーは所謂コンフォートシューズ(足にやさしいシューズ)も製造しております。

ショップ直営店も各地に展開するほど盛況です。


しかしコンフォートシューズの考え方は極端に言うと足の触れないシューズを目指しています。この考え方をスポーツシューズに入れてしまうと幅広シューズが是となってしまいます。


その為、開帳足を促し中足アーチが落ちてしまい更に大きな幅広シューズを楽だと感じて履いてしまうのです。


メールを頂いたSさんはこれと全く逆で自身の足にフィットする感覚に目覚められ現行のシューズのルーズさを体感されたランナーです。

足幅がどうの足長がどうのではなく踵のフィットするシューズを探しておられます。

これは中足ホールドが取れる事で、逆に踵が緩いと中足部を支点に動いてしまう為シューズフィットが出来てないと判らない感覚です。

迷宮入りをしているのは4EやSW(スーパーワイド)を履いている貴方かもしれません。