シューズマスター野村です。

ナイキの厚底シューズ戦略はいよいよ一般のシューズ
にも展開されてきました。

そもそもナイキ戦略の基本は「エア・ジョーダン」に代表
されるシグネチャモデルや厚底ランニングシューズなどの
トップモデルを選手だけでなく一般カジュアルユースまで
広げていくことで販売足数をアップさせてきました。


今回の厚底ランニングシューズも然りです。

但し今回だけは「要注意です」

確かにナイキの厚底シューズの機能はある条件下に
おいては驚くべき効果を発揮します。

でも効果があるからこそ条件から外れてしまうと
逆効果になりかねません。

普段履きならまだしも(おすすめは出来ませんが)
スポーツという非日常に向けたシューズだからこそ
使い方が重要です。

この手のシューズを履いて故障され、
ご相談に来られた方の「靴底」を拝見すると一目瞭然
誤った使い方で故障されていました。

トップモデルのカタログ説明は良い事ばかり書いてありますが、
正しい使い方まで書いていません。

なぜなら他のユーザー層への拡販ができなくなるからです。

厚底シューズシリーズはあくまでも3分/km のペースで走る
時だけその効果がありますが、それ以外はアウト!です。