シューズマスター野村です。

ランニングシューズについてお問合せいただきますが、
最近はやうぱりナイキの厚底シューズが多いです。

特に今までのランニングシューズと同じく単に厚底
ということで普段のアップやトレーニングに使用されて
故障まではいかなくとも、

「なんかおかしい?」
「膝が痛い」
「腰が・・・」

という方が増えているようです。

走歴3年Tさん(東京都)からメールをいただきました。

<ここから>

見た感じは明らかに厚底なので、流行りもあり
普段の練習で使ていたのですが、右ひざに違和感を感じて
使うのをやめました。
元々使っていたGT-2000に代えてからは問題ありません。
やはりジョグには使わない方がいいのでしょうか。

<ここまで>

Tさんに場合、学生時代陸上短距離の経験もあり
厚底=初心者的なイメージがありレースでも練習でも
使えると勘違いされていました。

Tさんのような陸上経験者だけでなく入門者にも
勘違いされている方は多いと思います。

「ナイキの厚底シューズ」

アップはもちろんですがペース走やブルドアップなど
もおすすめできません。

あくまでも3分台/km限定の使い方になります。

それを証明しているのが靴底です。

ズームXヴェイパーフライネクスト% (2)

かかと(白い部分)には黒いゴムが
ありません。

まるで陸上短距離のスパイクと同じです。

「踵で着地することを想定していない」

つまり3分台/kmのペースを前提とした造りに
なっています。

アップやジョグは6分前後のペースで走らないと
効果はありません。

つまり踵着地が前提になります。

だから踵の部分には3〜5ミリぐらい(厚さ)の
耐摩耗性にすぐれた黒いゴムが貼ってあります。

ちなみにアシックスのソーテイやターサーで
1〜2mmぐらいです。

靴の構造以外にアウトソールのラバーの厚みで
メーカーが想定しているペースが判ります。

このペースから外れてしまうと効果が無いだけでなく
故障やケガの原因になってしまう恐れがあります。