シューズマスター野村です。
前回の左右逆転現象についてもう少し書きます。
左右逆転現象といっても実際に左右が逆転したのではなく
靴底の減りが(ブレーキ)左右逆転したように見えるということです。
でも明らかに効率は悪いです。
ブレーキが掛かる原因を考えてみましょう。
例えば、
「視線を30m先にして腹筋を意識しながら、
ヒジを90度に曲げてしっかり腕ふりをして下さい」
「あっ!5分/kmのペースを維持しましょう」
なんて言われても難しいですよね。
少なくとも10分後には忘れてしまってます。
一般にスポーツにおいての「意識」はそれ自体がすでに遅く、
逆にブレーキになってしまいます。
前回のようにまるで左右逆転したかのような状態になります。
ランニングフォームを意識する事で他の筋肉が緊張して
結果、ブレーキになっしまったら本末転倒ですね。
車の運転で考えてみます。
【いつも行くマクドのドライブスルーを想定します。】
「50m先の信号を左折して30m先の
マクドナルドのドライブスルーに入る」としましょうか。
50m先の信号を左折する為に追い越し車線から
走行車線にレーンを変えます。
あっ!信号が黄色に変わりました。
前方を見ながらバックミラーで後続車の確認をして
更に死角になる真横を視認します。
左足でクラッチを切ってギアを4速からNに切替て
右足踵で少しアクセルを吹かして3速にシフトダウンします。
エンジンブレーキの利きを感じながら前方の車を確認し
更にポンピングブレーキで車間を調整していきます。
赤信号待ちの間に左折のウインカーを操作しながら
降りだした雨の勢いに合わせて間欠ワイパーをオンにする。
さぁ青信号に変わりました。
左足でクラッチを踏んでギアを1速にいれます。
歩行者やバイク、自転車の安全確認をしながら左足を少し上げて
半クラ状態でStop & Goを繰り返し、曲がりきった所でクラッチ
を切ってギアを2速に入れクラッチをはなしアクセル少し吹かします。
目標のマクドナルドはすぐ目の前です。
ドライブスルーに入るために歩道の安全確認をしながら
2速でノッキングしない回転数を維持します。
左ウインカーを出して歩道前で一旦停止、左右の安全確認をしながら
クラッチを切ってローにギアを入れ半クラのままゆっくり
とブレーキとアクセルとクラッチを操作しながら
前の車との車間を調整します。
順番になりやっと注文ができました。
<ここまで>
普段の生活で簡単にやっている事でも文字に書くと
想像以上に動いてます。
もちろんこれだけの事を全て意識しながらはできません。
安全確認などは意識しないといけませんが、
流れるような動作の中には無意識で行っている行為が
多いです。
「更にこの状況で車の調子が悪いとしたら!」
例えばエンジンの調子が悪くスロー(回転数)が
安定しない場合、エンストしないようにアクセルを少し
吹かしながらクラッチとブレーキを操作する必要があります。
途端に意識しなくてはならない事が増えます。
想像以上に疲れます。
他にもストレスの想定はいっぱいあります。
例えば、
もしもこの車が左ハンドルだったら。
もしもこの車がポルシェだったら。(嬉しさが勝るかも)
もしも台風や大雪での運転だったら。
もしも助手席が義理の父親だったら。ww
話しが逸れましたのでランニングに戻します。
冒頭で上げた例です。
「視線を30m先にして腹筋を意識しながら、
ヒジを90度に曲げてしっかり腕ふりをして下さい」
「あっ!5分/kmのペースを維持しましょう」
・視線を30m先・・・そもそも30m先ってどの辺?
・腹筋を意識・・・・・力を入れるのか?考えるのか?
・ヒジを90度に曲げ・・・今は何度か?
・しっかり腕ふり・・・・しっかりの基準は?
・5分/kmのペース・・・普段と違うペースだとわからない
➡基準がない➡確認しながら➡時間が掛かる➡ブレーキを掛ける➡他の部位にも力が入る
書いているだけでも疲れてきますwww
これでは単純に楽しくありませんね。
このブレーキを外す方法はブログでも書いて来ましたが、
次回、もう一度おさらいさせていただきます。
前回の左右逆転現象についてもう少し書きます。
左右逆転現象といっても実際に左右が逆転したのではなく
靴底の減りが(ブレーキ)左右逆転したように見えるということです。
でも明らかに効率は悪いです。
ブレーキが掛かる原因を考えてみましょう。
例えば、
「視線を30m先にして腹筋を意識しながら、
ヒジを90度に曲げてしっかり腕ふりをして下さい」
「あっ!5分/kmのペースを維持しましょう」
なんて言われても難しいですよね。
少なくとも10分後には忘れてしまってます。
一般にスポーツにおいての「意識」はそれ自体がすでに遅く、
逆にブレーキになってしまいます。
前回のようにまるで左右逆転したかのような状態になります。
ランニングフォームを意識する事で他の筋肉が緊張して
結果、ブレーキになっしまったら本末転倒ですね。
車の運転で考えてみます。
【いつも行くマクドのドライブスルーを想定します。】
「50m先の信号を左折して30m先の
マクドナルドのドライブスルーに入る」としましょうか。
50m先の信号を左折する為に追い越し車線から
走行車線にレーンを変えます。
あっ!信号が黄色に変わりました。
前方を見ながらバックミラーで後続車の確認をして
更に死角になる真横を視認します。
左足でクラッチを切ってギアを4速からNに切替て
右足踵で少しアクセルを吹かして3速にシフトダウンします。
エンジンブレーキの利きを感じながら前方の車を確認し
更にポンピングブレーキで車間を調整していきます。
赤信号待ちの間に左折のウインカーを操作しながら
降りだした雨の勢いに合わせて間欠ワイパーをオンにする。
さぁ青信号に変わりました。
左足でクラッチを踏んでギアを1速にいれます。
歩行者やバイク、自転車の安全確認をしながら左足を少し上げて
半クラ状態でStop & Goを繰り返し、曲がりきった所でクラッチ
を切ってギアを2速に入れクラッチをはなしアクセル少し吹かします。
目標のマクドナルドはすぐ目の前です。
ドライブスルーに入るために歩道の安全確認をしながら
2速でノッキングしない回転数を維持します。
左ウインカーを出して歩道前で一旦停止、左右の安全確認をしながら
クラッチを切ってローにギアを入れ半クラのままゆっくり
とブレーキとアクセルとクラッチを操作しながら
前の車との車間を調整します。
順番になりやっと注文ができました。
<ここまで>
普段の生活で簡単にやっている事でも文字に書くと
想像以上に動いてます。
もちろんこれだけの事を全て意識しながらはできません。
安全確認などは意識しないといけませんが、
流れるような動作の中には無意識で行っている行為が
多いです。
「更にこの状況で車の調子が悪いとしたら!」
例えばエンジンの調子が悪くスロー(回転数)が
安定しない場合、エンストしないようにアクセルを少し
吹かしながらクラッチとブレーキを操作する必要があります。
途端に意識しなくてはならない事が増えます。
想像以上に疲れます。
他にもストレスの想定はいっぱいあります。
例えば、
もしもこの車が左ハンドルだったら。
もしもこの車がポルシェだったら。(嬉しさが勝るかも)
もしも台風や大雪での運転だったら。
もしも助手席が義理の父親だったら。ww
話しが逸れましたのでランニングに戻します。
冒頭で上げた例です。
「視線を30m先にして腹筋を意識しながら、
ヒジを90度に曲げてしっかり腕ふりをして下さい」
「あっ!5分/kmのペースを維持しましょう」
・視線を30m先・・・そもそも30m先ってどの辺?
・腹筋を意識・・・・・力を入れるのか?考えるのか?
・ヒジを90度に曲げ・・・今は何度か?
・しっかり腕ふり・・・・しっかりの基準は?
・5分/kmのペース・・・普段と違うペースだとわからない
➡基準がない➡確認しながら➡時間が掛かる➡ブレーキを掛ける➡他の部位にも力が入る
書いているだけでも疲れてきますwww
これでは単純に楽しくありませんね。
このブレーキを外す方法はブログでも書いて来ましたが、
次回、もう一度おさらいさせていただきます。